万博関連の情報<発信:和歌山県>

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第73回「社会を明るくする運動」街頭啓発

2023年07月03日 18時55分

社会福祉・医療

犯罪や非行からの立ち直りを支援する更生保護行政への一層の理解と協力を訴える「社会を明るくする運動」の街頭啓発が、けさ(3日)和歌山市のJR和歌山駅前で繰り広げられました。

駅の利用者に啓発グッズを手渡す桂枝曾丸さん(左)(7月3日・JR和歌山駅)

これは、法務省や和歌山県、和歌山市、県・保護司会などが毎年行っている取り組みです。新型コロナウイルスの影響で中止や規模の縮小がありましたが、ことし(2023年)4年ぶりに通常開催となりました。

和歌山県の山本環境生活部長(左)と和歌山市の尾花市長(右)にメッセージを伝達した枝曾丸さん(中央)(7月3日・和歌山市・わかちか広場)

午前7時半から行われた啓発活動では、20年連続で「社会を明るくする大使」を務める和歌山市出身の落語家・桂枝曾丸(かつら・しそまる)さんや、社会を明るくする運動・和歌山市推進委員長で和歌山市の尾花(おばな・)正啓(まさひろ)市長をはじめ、和歌山保護観察所や、県・保護司会、BBS会などの構成メンバーが、通勤・通学客にうちわやチラシなどを配って、理解と協力を呼びかけました。

和歌山地検の柴田検事正

このあと、わかちか広場で式典が行われ、法務省を代表して和歌山地方検察庁の柴田(しばた・)(しん)検事()()が「犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生という、国民の切なる願いを叶えるため、一層の努力と協力をお願いしたい」とあいさつしました。

20年連続で「社会を明るくする大使」を務める桂枝曾丸さん

続いて、社会を明るくする大使の枝曾丸さんが「善と悪の境界は人それぞれ違います。竹を割ったような分け方をすると、生きづらい世の中になってしまうのではないか。善と悪のすき間を持たせる気持ちの余裕が、人を立ち直らせ、応援する力になると思います」と訴えました。

今月(7月)は運動の強調月間にあたり、期間中の18日には、枝曾丸さんを隊長とする「(しゃ)(めい)キャラバン隊」が白浜町(しらはまちょう)や和歌山市で街頭啓発を行うほか、和歌山放送など県内のメディアで広報活動を展開します。

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