パソコン修理絡みで不正送金詐欺、1500万円被害
2023年07月02日 12時26分
和歌山市内の男性が、パソコン画面に表示されたウイルス感染情報などを信じ、およそ1500万円を奪われました。和歌山東警察署が特殊詐欺事件として、捜査しています。
先月(6月)30日、和歌山市内の70代の男性が、自宅兼事務所でパソコンを使用中、画面がフリーズしたため、表示されたメーカーの電話番号に電話をかけました。そして、電話に出た男から、パソコンがウイルスに感染していて、修理の必要があるなどと説明され、信じた男性は、指示通りパソコンを操作するとともに、会社名義のインターネット銀行の口座情報などを教えました。その後、電話の男から、パソコンが直ったと告げられ、電子マネー5万円分を購入し、その番号を教えるよう指示され、電話を切りました。
男性は、その後、銀行口座の情報などを聞かれたことを不審に思い、銀行取引を確認したところ、2回に分けて、あわせて1500万円が不正に送金されていることがわかり、警察に届けました。警察では、特殊詐欺事件として、捜査しています。