和歌山市でO157感染 和県内でことし5例目
2023年06月27日 19時26分
和歌山市の10代の男性が、腸管出血性大腸菌O157に感染して発症し、入院していたことがわかりました。和歌山県内でO157の感染が確認されたのは、ことし(2023年)になってこれが5例目です。
和歌山市保健所によりますと、この男性は、今月(6月)19日に腹痛があり、その後、下痢の症状や血便が出たため、今月22日に医療機関を受診し、入院しました。その後、きのう(6月26日)になって、検査の結果、男性が、腸管出血性大腸菌O157に感染していたことがわかりました。男性は、いまも入院中で、快方に向かっているということです。
O157の感染者が県内で確認されたのは、今年になって5例目です。
腸管出血性大腸菌感染症O157は、年間を通じて発生する感染症で、和歌山市保健所では、「調理や食事の前、排便の後は手洗いを徹底し、生肉などの食品には十分、火を通し、調理後の食品を残しておかず食べきってしまうよう注意を呼びかけています。