御坊市で初めてクビアカツヤカミキリの成虫を発見、市民に通報呼びかけ

2023年06月27日 12時22分

社会経済

ウメやサクラなど樹木の中を食い荒らし枯らす恐れがある外来種のクビアカツヤカミキリの成虫2頭が、御坊市内で初めて見つかりました。和歌山県は県民がクビアカツヤカミキリを見つけた場合には殺虫して最寄りの振興局に知らせてほしいと協力を呼びかけています。

このカミキリが見つかったのはきのう(26日)で、市民がメスの成虫を見つけた、その後、振興局の職員が見回り中にウメ畑でオスの成虫を発見しました。

御坊市内では先月(5月)10日、サクラの木でカミキリの被害が発見されて以降、半径1キロ以内で新たな被害が発生しているほか、半径2キロ以内の3つのウメ畑で被害が確認されるなどウメ5本、サクラ6本の被害が確認されています。

県では被害拡大防止のため、成虫が見つかった地点の周辺の見回りを続けるほか、成虫は5月下旬からふ化が始まっていることから市民に成虫を見つけた場合には殺虫して、すぐに振興局に知らせるよう協力を呼びかけています。

クビアカツヤカミキリは特定外来生物に指定されていて、飼育や異動はできず生きたまま持ち運んではいけないことになっていて、見つけ次第殺虫してほしいと県では広報しています。

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