関空、飛行ルート見直しへ 和歌山県など3府県で検証委員会を立ち上げ

2023年06月26日 18時54分

交通

海外から多くの来場者が訪れる2025年大阪・関西万博に向けて、和歌山県と大阪府、兵庫県は、関西空港と神戸空港を発着する航空機の飛行ルートの見直しを検討することになりました。

これは、きのう(25日)大阪市内で開かれた関西の3つ空港の役割を官民で話し合う懇談会の会合で合意したもので、和歌山県と大阪府、それに兵庫県で関西空港の発着枠の拡大や神戸空港の国際化を実現するため、淡路島の上空を通る経路を増やすなど、飛行ルートの見直しに関する検証委員会を8月にも立ち上げ、騒音の影響や住民の理解について議論することにしてます。

国土交通省航空局はきのう(25日)の会合で、淡路島ルートを増やすのに伴い、騒音などを考慮して設けてある高度制限を緩和する考えを示しました。

関西空港の発着回数の需要に関して運営会社の調査委員会は、2025年度は、新型コロナウイルスが流行する前の2018年度に比べて1・3倍となる24万3000回に上ると予想しています。

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