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【高校野球】夏の甲子園めざす和歌山大会、組み合わせ決まる

2023年06月24日 18時51分

スポーツ

来月(7月)11日に開幕する第105回全国高等学校野球選手権記念和歌山大会の組み合わせ抽選会が、きょう(24日)和歌山市内で開かれ、参加36チームの初戦の対戦相手が決まりました。

和歌山市手平の和歌山ビッグ愛で開かれた抽選会には、有田中央、貴志川、串本古座、新翔の4校による連合チームなど参加39校、36チームの主将や責任教師らが出席しました。

抽選会では、まず春の大会ベスト4でシード校の市立和歌山、智辯和歌山、箕島、和歌山南陵の4チームを抽選で4つのゾーンに振り分けたあと、残る32チームが抽選を行い、開会式直後のオープニングゲームで対戦する和歌山北対紀央館をはじめ各チームの初戦の対戦相手が決まりました。

また、選手宣誓は、希望した12チームの主将から、和歌山県高校野球連盟の中村栄作(なかむら・えいさく)会長が抽選した結果、慶風の甲斐大樹(かい•だいじゅ)主将に決まりました。

選手宣誓が決まった甲斐主将は「まさか選手宣誓のくじを引いてもらえると思っていなかったのでびっくりしています。宣誓では、他の人たちを代表して正々堂々と宣誓したいと思います」と話しました。

シード校でAゾーン、大会3日目の第1試合で南部と対戦が決まった箕島の澤虎太郎(さわ•こたろう)主将は「南部とは秋の新人戦でも対戦しましたが、決して気の抜けるチームではないので、全員がしっかりと一つに向かって取り組んで頑張りたいと思います」と大会に向けての抱負を語りました。

シード校でBゾーン、大会3日目の第3試合で笠田と対戦が決まった和歌山南陵の松谷仙(まつたに•せん)主将は「シード校として一戦必勝で頑張り、春に負けた市立和歌山にリベンジしたいと思います」と大会に向けての抱負を語りました。

シード校でCゾーン、大会4日目の第2試合で紀北工業と対戦が決まった市立和歌山の熊本和真(くまもと•かずま)主将は「守りからリズムを作って攻撃につなげる野球で夏の甲子園に行けるよう頑張っていきたいと思います」と大会に向けての抱負を語りました。

シード校でDゾーン、大会5日目の第2試合で高野山と対戦が決まった智辯和歌山の青山達史(あおやま•たつふみ)主将は「甲子園に行って勝ち進んでいく道のりを描いているので、まずは和歌山県で優勝してという気持ちでいます」と大会に向けての抱負を語りました。

各ゾーンを勝ち抜いたベストフォーによる準決勝は、準々決勝の各試合の後、勝ったチームが抽選を行い、対戦相手を決めます。

大会は、紀三井寺公園野球場で、来月11日の正午から開会式が行われたあと、日程が順調に進めば、準決勝は来月26日、決勝は28日に行われます。

また、公立高校で終業式が行われる20日と休養日に充てられている準決勝と決勝の前日は原則として試合が行われません。

なお和歌山放送では、大会の模様を実況中継でお送りします。

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