岸本知事・和歌山県の観光振興は「3つのSがキーワードに」
2023年06月22日 19時27分
和歌山県の岸本周平知事は、新型コロナ収束後の観光立県・和歌山の復活について「Sprituality(精神性・スピリチュアリティ)、Sustainability(持続可能性・サステナビリティ)、Serenity(静寂性・セレニティ)の“3つのS”がキーワードだ」と述べ、世界遺産の高野・熊野をはじめとする、県の様々な観光資源の長所をブランド化していく方針を示しました。
これは、きょう(22日)開かれた6月定例県議会で、自民党県議団の三栖拓也議員の一般質問に岸本知事が答弁したものです。
三栖議員は、県の長期総合計画や国の観光立国推進計画のなかで、国内や海外の観光客数の増加が目標に示されている事を踏まえて、岸本知事にビジョンを尋ねました。
岸本知事は3つのSをキーワードに掲げたうえで、世界遺産やアウトドア観光、温泉と食、サイクリング王国の強化に尽力するとともに、旅行博覧会への出展や海外メディアへの発信強化も積極的に行う方針を示しました。
このほか、きょうの一般質問では、自民党県議団の中村裕一議員が農業資材の高騰などについて、改新クラブの長坂隆司議員が小学校での英語教育などについて、自民党県議団の北山慎一議員が通学路の安全対策などについて、それぞれ県当局の考えをただしました。
和歌山放送では、きょうの県議会・一般質問のもようを午後9時半から 録音ダイジェストでお伝えします。