和歌山市内にコアーキング・シェアオフィスオープニングセレモニー開く

2023年06月22日 19時26分

社会経済

和歌山市に本社のあるパーク建物は、和歌山市8番丁に所有するビルを市のサテライトオフィス支援補助金を活用しコワーキング・シェアオフィスを開設することになり、きょう(22日)オープニングセレモニーが行われました。

オープニングセレモニーはきょう(22日)午前、コワーキング・シェアオフィス「Park Biz WAKAYAMA」1階のラウンジで開かれました。

セレモニーには、事業主体のパーク建物の木綿紀文(きわた のりふみ)社長やコワーキング・シェアオフィスを運営する宮崎市に本社があるアトミカの南原一輝(みなみはら かずき)社長のほか建物の耐震補強や室内のデザインを担当した隈研吾建築都市設計事務所の隈研吾代表らが出席して開かれました。

セレモニーでは木綿社長がオープンする施設にかける思いを紹介し、「人と人が交流して新たなものが生まれる場にしたい」と期待を寄せました。

また、自らの事務所のサテライトオフィスとして入居する隈代表は「地元の皆さんと力を合わせ、和歌山の情報を発信していきたい」と施設にかける思いを述べました。

建物は、およそ60年前に竣工した和歌山県商工信用組合和歌山本店ビルで、2002年にパーク建物が取得しています。そしてこのほど耐震工事を行ない、1階と2階部分をサテライトオフィスなどとして活用するため、隈代表が内装や家具を設計するなどリノベーションしました。とくに外装の壁には3ミリ程度の石に繊維を加えて加工したものを使用していて石の重みなく強度を上げています。

このコワーキングスペースとシェアオフィスはあす(23日)オープンします。

あいさつする木綿社長(Park  Biz WAKAYAMA で)
建物や和歌山への思い入れを語る隈研吾さん
オープンを記念してテープカットが行われた
シェアオフィスの一部

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