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クビアカツヤカミキリ調査 新たな被害なし

2023年06月21日 19時53分

社会

ウメやモモ、スモモやサクラの樹木を食い荒らす害虫で、特定外来生物として駆除の対象となっているクビアカツヤカミキリの被害が、御坊市内で相次いで確認されたため、和歌山県は、最初に確認された地点から半径3キロメートル圏内で調査を行いましたが、新たな被害は確認されませんでした。

和歌山県内では、先月(5月)10日、御坊市内のサクラに、クビアカツヤカミキリの被害が確認され、県が、JAや御坊市などとともに半径1キロ圏内を調査したところ、御坊市内の別のサクラに被害が確認され、さらに調査範囲を半径2キロに拡げたところ、ウメの木にも被害が確認されました。

このため、県は、調査の範囲を半径3キロ圏内に拡大して調べていましたが、新たな被害は確認されませんでした。

クビアカツヤカミキリによる御坊市内での樹木への被害は、これまでのところ、サクラが3ヶ所の5本、ウメが3ヶ所の3本となっていて、被害に遭った樹木はすべて伐採されています。

県は、今後、被害が確認された樹木の付近を定期的に見回るとともに、農家に対し、異変に気付いた場合は、すぐに振興局に連絡するよう呼びかけています。

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