関西電力送配電が復旧訓練台風時期に備え

2023年06月21日 19時54分

災害・防災社会

台風などによる風水害や土砂崩れなどの災害で送電設備が甚大な被害を受けた場合に備え関西電力送配電和歌山支社は、きょう(21日)和歌山市内にある訓練施設で送電の復旧訓練を行いました。

きょう(21日)の訓練は、台風による被害で、停電しているか所が判明し、病院などに電力を送る高圧電線が切断するなどの支障が生じたとの想定で行われました。
訓練では、発電機を搭載した電源車と高圧電線をつなぐ訓練や電気が送られているかなどについて6人一組の作業員が電柱に登ったり電源車にケーブルをつなぐなどの訓練に取り組みました。

関西電力送配電和歌山支社によりますと、2018年に和歌山県などで大きな被害が出た台風21号の影響で、長時間の停電が発生した際の教訓を受け、台風シーズンを前に訓練を行っています。

また、和歌山支社管内で送電線などに被害が発生して送電の復旧作業にあたるケースは、台風や雪による被害が出やすい夏場に多いということで、非常災害時に盤石な対応をとれるよう訓練を重ねていくことにしています。

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