【大雨】国交省が紀北地域で緊急災害調査
2023年06月20日 19時31分
今月(6月)2日から3日にかけての大雨で、紀北地方を中心に浸水や土砂災害に見舞われた事を受け、国土交通省が、被災した河川や道路などの復旧を支援するため、きょう(20日)からあす(21日)にかけて、現地に災害査定官を派遣して、緊急災害調査を行っています。
緊急災害調査は、広域にわたる災害が起こった際に、国土交通省が被災地の気象条件や被害状況などを詳しく調査し、河川や道路などの応急措置や復旧工事の技術的な助言や指導を行うものです。
今回、国土交通省の本省から大西民男災害査定官が和歌山県に派遣され、きょうとあすの2日間で、和歌山市や海南市、紀美野町など、あわせて10カ所の被災地を視察します。
視察前、取材に応じた大西災害査定官は「できるだけ具体的な復旧工法を検討するにあたり、技術的な助言をしていきたい」と話しています。
きょうは、洪水や氾らんが起きた和歌山市と海南市の亀の川流域や、紀美野町の貴志川流域、有田川町を視察し、あすは、紀の川市の鞆渕地区や、かつらぎ町、高野町を視察する予定です。