きょう（６月１６日）午後、串本町の住宅で火事があり、焼け跡から２人の遺体が見つかりました。また、この火事で、近くを走るＪＲ西日本の紀勢本線の列車がおよそ２時間にわたってストップしました。

きょう午後１時４０分頃、串本町くじのかわの住宅で火事があり、火はおよそ４時間後に消し止められましたが、木造平屋建ての住宅およそ７５平方メートルが全焼し、焼け跡から、２人の遺体が見つかりました。

新宮警察署によりますと、この家には、８８歳の男性と７５歳の女性が２人で暮していますが、２人と連絡がとれていないということで、警察が、遺体の身元を調べています。

この火災現場の近くには、ＪＲ西日本の紀勢本線の線路が走っていて、火災が発生した後、２時間以上にわたって列車の運行がストップしました。

ＪＲ西日本によりますと、この火災のため、上下３本の列車が運休するなどしておよそ３５０人に影響が出ました。

また、国道４２号も近くを通っていて、警察官が出て片側交互通行の交通規制を行ったということです。