【大雨】県・農林水産被害の支援策や融資制度を紹介
2023年06月16日 20時41分
和歌山県は、今月(6月)はじめの大雨で被害を受けた県内の農林水産業者を支援しようと、県が設けている施設の復旧費用の補助制度や、経営維持に必要な経費などの融資制度をまとめ、ウェブサイトなどで公表しています。
県・農林水産総務課によりますと、今回の大雨で、県内では、冠水による農作物や施設の被害、斜面の崩落などが多く発生し、今月14日の時点で被害総額が72億5千万円にのぼり、被害はさらに増える見込みです。
県・農林水産部では、大雨で被災した県内の農林水産業の復旧を支援しようと、県が設けている施設の補助事業や、農業者の運転資金や施設資金を無利子で融資する制度などを、担当課の連絡先を含めて一覧にまとめて公表しています。一覧は、県のウェブサイトから「わかやま農林水産業支援ナビ」にアクセスすると、そこからPDFファイルで見ることが出来ます。
県では「これらの事業で一日も早い復旧と、営農再開を支援したい。なお、農地や農業用施設、林道の災害復旧など国の査定などが必要な施策については、引き続き、早期の事業着手に向けて取り組む」と 話しています。