和歌山県内初・片男波で水上バイクの航行規制水域を指定
2023年06月16日 20時39分
和歌山県は、ことし(2023年)4月に施行した「水上オートバイ航行の適正化に関する条例」に基づき、和歌山市の片男波海水浴場の一部を、来月(7月)1日から、水上オートバイの乗り入れと航行を禁止する規制水域に指定します。この条例による規制水域の指定は片男波が初めてとなります。
水上オートバイの規制水域となるのは、片男波海水浴場・北側の波打ち際から沖までおよそ180メートル、長さがおよそ600メートルの範囲です。
県では、水上オートバイと海水浴客との衝突など、海のレジャーの安全確保と環境保全をはかろうと、水上オートバイ航行の適正化に関する条例を制定し、ことし4月1日に施行しました。
県では、地元からの要望などから検討した結果、今回、片男波海水浴場の一部を規制区域に指定したものです。
規制区域で水上オートバイの乗り入れや航行をした場合は条例違反行為となり、5万円以下の過料が科される場合があります。
県では、片男波海水浴場に看板を設置するなど、利用者に周知することにしていて、今後も県内の沿岸地域の意見などを聞きながら、必要があれば区域の追加を検討する方針です。