岸本知事「大雨・早めの避難を」

2023年06月08日 16時10分

政治災害・防災

和歌山県の岸本(きしもと・)(しゅう)(へい)知事は、今月(6月)2日から3日にかけての記録的な大雨について「線状降水帯が短時間に急速に発生し、学校の下校など対応が間に合わない部分もあったが、今後の課題として市町村と共有し、改善したい」と述べました。

定例記者会見で県民に大雨の早期避難を呼びかける岸本知事(6月8日・和歌山県庁)

また、大雨の浸水被害が深刻な海南市に災害救助法が適用された一方で、被害があったものの、基準に満たないほかの市や町への対応については「先日、視察した有田地域のミカン山の崩落は国の従来の補助金で対応出来るので、そういった既存の施策を活用できれば総動員して対応したい。県も、6月補正予算で対応できるか、間に合わなければ9月補正でいけるか検討したい」と話しています。

一方、こんや(8日)からあす(9日)にかけて、ふたたび県内で大雨の恐れがあることについて岸本知事は「”防災わかやま”などから情報を得てもらうことや、とくに高齢者などは、空振りでも良いから早めに避難してもらうことが重要だ」と述べ、県民に早期避難を呼びかけました。

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