高野参詣道の石柱倒れる 和歌山、大雨被害か

2023年06月07日 14時01分

歴史・文化災害・防災

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道(きいさんちのれいじょうとさんけいみち)」に含まれる和歌山県かつらぎ町の「高野山町石道(ちょういしみち)」で土砂崩れがあり、石の柱2基が倒れているのが見つかりました。

かつらぎ町などは今月2日の大雨が原因とみて被害の状況を調べています。

高野山町石道は、和歌山県九度山町の慈尊院(じそんいん)から、かつらぎ町を経て高野町の高野山に通じるおよそ24キロの参詣道で、道しるべとして、およそ109メートルごとに高さ3メートルほどの石の柱が200基ほど設置されています。

かつらぎ町教育委員会によりますと、倒れた石の柱の近くでは斜面が幅およそ6・5メートルにわたって崩れていたということです。

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