和歌山県内の消防隊員が救助技術を競う

2023年06月07日 18時21分

災害・防災社会

和歌山県内17の消防本部に所属する選りすぐりのレスキュー隊員が訓練の成果を競う「和歌山県消防救助技術会」が、きょう(7日)和歌山市加太(かだ)の和歌山県消防学校で開かれました。

ゴールに向かってダッシュする和歌山市消防局のレスキュー隊員(6月7日・和歌山市・和歌山県消防学校)

毎年この時期に行われ、ことし(2023年)51回目を迎えた技術会には、県内17の消防局や消防本部に所属する229人の消防隊員が参加しました。

壁を登る隊員ら

参加した隊員は、個人と団体に分かれて、消防学校の敷地に設置された訓練施設で、制限時間内に壁を登ったり、ロープを伝って隣の建物まで素早く移動したり、酸素マスクを装着して煙が充満した狭い通路から取り残された人を救助したりする競技に取り組み、仲間の隊員の力強い声援を受けながら、必死の形相で訓練の成果を披露していました。

「ほふく救出」のもよう

きょうの技術会は、この夏行われる東近畿大会や全国大会の予選を兼ねていて、最も優秀な成績をあげた個人は来月(7月)28日に京都市で開かれる消防救助技術東近畿地区指導会に、団体は8月25日に札幌市で開かれる全国消防救助技術大会に、 それぞれ和歌山県代表として出場します。

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