今月（６月）２日の大雨で浸水被害に見舞われた海南市やかつらぎ町など、紀北地域の社会福祉協議会では、家屋などの泥出しや、水につかった家財の運び出し、清掃活動などを手伝う、災害ボランティアの募集を始めています。

和歌山県社会福祉協議会によりますと、きょう（５日）現在でボランティアを受け付けるセンターを開設しているのは、海南市、かつらぎ町、橋本市、紀(き)美野(みの)町(ちょう)の４カ所です。

このうち、海南・橋本・紀美野の２市１町では、当面、県内在住者のみを募集しています。かつらぎ町は募集範囲に制限はありません。

これらの地域での災害ボランティアに参加したい人は、事前に、それぞれの市と町の社会福祉協議会が開くボランティアセンターへ申し込みが必要です。

このうち海南市は、市の社会福祉協議会のウェブサイトから申し込み出来ます。そのほかの市と町は、それぞれの社会福祉協議会に問い合わせて下さい。

なお、紀の川市も災害ボランティアセンターを開設していますが、こちらは当面市内の登録ボランティアが対応するため、一般からの公募はありません。

県・社会福祉協議会では「各地域とも、平日に参加できるボランティアを多く募集しています」と呼びかけていて、県社協のインスタグラムやフェイスブックでも災害の対応状況を配信しています。