和歌山市・生成AI活用研究会の初会合

2023年06月05日 18時31分

政治

和歌山市は「チャットGPT」などに搭載された生成AIの技術を、業務の効率化や行政サービスの向上に活用できないかを若手の職員らで検討する研究会を設立し、きょう(5日)初会合を開きました。

きょうの初会合のもよう(6月5日・和歌山市役所)

近ごろ、AIが文章の作成や校正を行ったり、画像や音声の作成を手掛けたりするするツールが注目されていることを受け、デジタル推進課計画を策定した和歌山市では、デジタル推進課の大友(おおとも・)(あつし)DX推進班長を座長とする庁内の若手職員を中心とした研究会を設立し、生成AIを利用する際のルールづくりや、どのような業務に活かせるかなどを検討することになったものです。

きょうの初会合には、デジタル推進課や企画政策課、行政経営課、観光課、高齢者・地域福祉課などの若手職員11人と、オブザーバーとして尾花(おばな・)正啓(まさひろ)市長ら幹部職員4人が出席しました。

あいさつする尾花市長

尾花市長は「生成AIをどうすれば安全に活用できるか、最終的にデジタル推進課でルール化し、業務の効率化を図りたい」とあいさつしました。

研究会では、今後、7回ほど会合を開き、生成AIツールの情報共有や課題の抽出などを行い、実際での業務の利用やルールづくりなどを検討する予定です。

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