県内の鉄道・道路網、引き続き寸断箇所多数(4日午後6時半現在)

2023年06月04日 18時47分

交通災害・防災

台風2号による大雨の影響で、きょう(4日)も県内の南海高野線やJR和歌山線の一部区間で運休が続きました。また、高野龍神スカイラインが全線で通行止めになるなど、県北部を中心に、一般国道や県道などでも通行止めが多数発生しています。

南海電鉄・高野線では、高野下(こうやした)・極楽橋(ごくらくばし)間で運転を見合わせています。この影響で、高野山ケーブルカーも運休しています。高野線は、なんば・高野下間で折り返し運転が行われています。また、橋本・高野山間は、バスによる代行輸送が行われています。

JR和歌山線は、橋本・粉河(こかわ)間で運転を見合わせています。運転見合わせは、1週間程度続く見込みということです。橋本・粉河間は、あす(5日)から、バスによる代行輸送が行われる予定です。代行バスは朝の通学時間帯は30分に1本、それ以外の時間帯は概ね1時間に1本程度が運行されるということです。

和歌山電鉄・貴志川線(きしがわせん)は、きょう始発から終日、運休しています。浸水した車両などがあり、あすは、通常ダイヤの50%程度の間引き運転となりそうだということです。

一方、国道371号・高野龍神スカイラインは、田辺市龍神村の道の駅「ごまさんスカイタワー」から高野山方面へおよそ8キロの地点で道路の陥没が見つかり、全線で全面通行止めとなりました。う回路はありません。

このほかの一般国道では、168号が田辺市本宮町内で、370号が紀美野町内と九度山町内で、371号が橋本市内で、480号が高野町内で、それぞれ通行止め区間があるほか、県北部を中心に、主要地方道や一般県道などで通行止めが多発しています。う回路がないところもありますので、ホームページなどでの情報収集や現場の案内に従ってください。

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