オンラインで対戦型のゲームの腕前を競う「ｅ(スポーツ」に親しんでもらうイベントがきょう（３日）和歌山市で行われました。

これは、和歌山市秋月(あきづき)の田原(たはら)学園内で立ち上げた「ｅスポーツ ミーティングアソシエーション」実行委員会が、県内でｅスポーツを広めたいと、初めて開いたものです。

今回体験した種目は、画面上で車を操縦してサッカーをする「ロケットリーグ」で、選手に見立てた車をプレーヤーが操作し、パスやドリブルを駆使して得点を奪います。

会場の田原学園に集まった４人の小中学生は、紀美野町にある慶風高校ｅスポーツクラブの講師からアドバイスを受けながら、ゲームを楽しんでいました。

慶風高校のｅスポーツクラブで顧問を勤める南垣内(みなみがいと・)淳(じゅん)先生は「ｅスポーツは国体種目にもなろうかという注目されている競技にも関わらず、県内の競技人口は非常に少ない。こういったイベントを通じて、和歌山でもｅスポーツを広めていきたい」と話していました。

田原学園では、今後も、ｅスポーツを親しんでもらうためのイベントを随時開催していきたいということです。