串本町和深(くしもとちょう・わぶか)の世界遺産・熊野古道大辺路(おおへち)を散策できるウォークコースの一部が、高速道路工事のため、きょう（６月１日）から１か月にわたって通行止めになります。国土交通省・紀南河川国道事務所では、工事完了までの協力を呼びかけています。

通行止めとなる大辺路ウォークコースは、串本町和深の町道のおよそ５０メートルで、付近では、紀伊半島一周高速道路の一部となる「すさみ串本道路」の仮称・和深インターチェンジと、そこから国道４２号に接続するあらたな町道の工事が進められています。

これに伴い、大辺路ウォークコースの町道およそ５０メートルが通行止めとなったもので、う回路はありません。

紀南河川国道事務所では、通行止めの期間を今月（６月）末までと予定していて「工事完了後は、現在と同じ場所に通路を復旧するので、熊野古道散策をする人には大変な不便をお掛けするが、理解と協力をお願いしたい」と話しています。