県内のタクシー運賃7月3日から改定

2023年06月01日 16時34分

社会経済

和歌山市など県内の4つの地区のタクシー事業者が申請していたタクシー運賃の改定申請について近畿陸運局はきょう(1日)

来月(7月)3日から10パーセントあまり運賃改定することを認め公示しました。

主な地区の改定の幅は15年ぶりの改定になる橋本地区は10・47パーセント、和歌山市とその周辺の地域では11・16パーセントとなっていて橋本地区以外の地域は3年ぶりの改訂です。

このうち和歌山市とその周辺地域のタクシー運賃は、現在中型車の初乗り運賃の上限が1・5キロあたり650円のところ、普通車が1・3キロあたり650円とするほか、走行距離276メートルあたり加算運賃が90円のところを258メートルあたり90円に改定します。和歌山市域の普通車の運賃幅は

650円から590円です。また30分あたりの貸し切り運賃は上限運賃が2850円です。

このほか橋本地区の初乗り運賃の上限は普通車が1・3キロあたり650円、

加算運賃は251メートルごとに90円となります。

有田・御坊地域の初乗り運賃の上限は1・4キロあたり600円で、加算運賃は290メートルごとに80円となります。

このほか紀南地方の初乗りの上限運賃は1.2キロあたり640円で、加算運賃は243メートルごとに90円となります。

今回の改定について近畿運輸局はタクシードライバーの労働条件改善とタクシーサービスの質の維持を主な理由に挙げていて、申請を行った事業者の団体についてドライバーの労働条件の改善を指導していくことにしています。

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