稚児大師と青葉娘お披露目 高野山・空海誕生祝う祭

2023年05月30日 18時35分

イベント歴史・文化社会

今年(2023年)で生誕1250年を迎える弘法大師・空海の誕生日を祝う高野山最大のイベント「青葉まつり」が来月(6月)15日に開かれるのを前に、高野町の高野山真言宗総本山金剛峯寺できょう(5月30日)、祭りの主役を務める「稚児大師」と「青葉娘」がお披露目されました。

稚児大師には、町立高野山こども園の園児、井口寛悠(いぐち・ひろひさ)さん5歳、青葉娘には、金剛峯寺職員の橋本亜香(はしもと・あこ)さん25歳ら4人が選ばれました。

橋本さんは、「節目の年に選ばれて光栄。精一杯努めます」と話しました。

また、祭りの当日、およそ1500人が練り歩くパレード「花御堂渡御(はなみどうとぎょ)」では、装束姿でハスの花を持った稚児大師が、山車の中央に座る一方、金色の烏帽子(えぼし)に白衣、赤いはかま姿の青葉娘は、山車の四隅に乗り、見物客に縁起物の絵札をまいて祭りを彩ります。

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