「和歌山県防災ナビ」アプリに備蓄量計算機能を追加

2023年05月30日 18時35分

政治災害・防災

和歌山県は、災害時の避難場所や経路などの情報をスマートフォンで確認できるアプリ「和歌山県防災ナビ」について、あらたに、家族やグループの人数と日数に応じて必要な備蓄品の量を計算できる機能を追加し、改めて県民に活用を呼びかけています。

新たに追加された「防災備蓄計算」機能

追加されたのは、災害に備えた備蓄品の品目や数量を計算する機能で、画面左上の「メニュー」から「防災備蓄計算」のアイコンをタップすると、家族やグループの人数と、0歳から2歳までの乳幼児の人数、それに備蓄する日数をそれぞれ入力する画面が表れ、「備蓄量を調べる」ボタンをタップすると、必要な備蓄量が食品や衛生用品、生活用品といった品目ごとに表示されます。

必要事項の入力画面

これにより、家庭や職場、施設などで必要な備蓄品の量が具体的にイメージしやすく、事前の準備に役立つことが期待されます。

品目ごとに表示された備蓄量

和歌山県の岸本(きしもと・)(しゅう)(へい)知事は「アプリで備蓄品の再点検や避難経路の再確認をしてもらうとともに、市町村の広報誌への掲載や、回覧板での周知も行っていく」と述べ、県民に活用を呼びかけています。

「和歌山県防災ナビ」アプリは、iPhone(アイフォーン)版は「App(アップ・) Store(ストア)」から、Android(アンドロイド)版は「Google(グーグル・) Play(プレイ)」から、それぞれ無料でダウンロード出来ます。

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