今月（５月）１５日にみなべ町でひょうが降り、うめの果実に傷が付いたり、枝が折れたりする被害がありました。

和歌山県農林水産総務課のまとめによりますと、被害面積は８００ヘクタール、被害総額は１億５２５２万円にのぼりました。

ひょうが果実に当たって傷が付くと、品質を表す等級が最低ランクの「外(がい)」に転落し、ジュースなどの加工用として買い取り価格が下落します。

地元のうめ農家からは「収穫直前のひょうの被害は大変痛手。ことし（２０２３年産）は生育がよかっただけにがっかりです」という声が聞かれました。