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熱中症で県内19人搬送 みなべ町80代女性死亡

2023年05月25日 09時56分

社会福祉・医療

和歌山県内で今年に入って熱中症で救急搬送された人は19人で、このうち、みなべ町のビニールハウスの中で発見された80歳代の女性が、今年になって全国で初めて熱中症とみられる症状で死亡していたことがわかりました。

これは、今月(5月)1日以降に熱中症で救急搬送された全国の件数をまとめている消防庁の統計でわかったものです。

それによりますと、今月(5月)1日から21日までに和歌山県内で熱中症のため救急搬送された人は19人で、去年の同じ時期と比べて5人増えています。

全国的には、2566人と、去年の1042人と比べておよそ2・5倍に増えています。

和歌山県危機管理・消防課などによりますと、救急搬送された19人のうち、ビニールハウスで作業をしていたみなべ町に住む80歳代の女性は、熱中症の症状で倒れているのを、通りかかった近くの住民に発見され、病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。

消防庁によりますと、全国で熱中症のため死亡した例は、今年に入って初めてです。

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