容疑者の鑑定留置始まる 岸田総理襲撃事件
2023年05月24日 18時27分
先月、岸田(きしだ)総理大臣の演説会場に爆発物が投げ込まれた事件で、和歌山地検はきょう、逮捕された容疑者に刑事責任能力があるかどうかなどを調べる鑑定留置を始めたと明らかにしました。
この事件は先月15日、和歌山市の漁港で岸田総理が演説する直前、およそ10メートル先から筒が投げ込まれ爆発したもので、総理は無事でしたが警察官ら2人が軽いけがをしました。
この事件で木村隆二(きむら・りゅうじ)容疑者24歳が威力業務妨害の疑いで現行犯逮捕された後処分保留になり、火薬類取締法違反の疑いで再逮捕されました。
和歌山地検によりますと、木村容疑者に刑事責任能力があるかどうかなどを調べる鑑定留置が始まりました。
鑑定留置の期間は9月1日までのおよそ3カ月です。