「電車内の痴漢・盗撮許さニャい!」貴志川線のニタマ駅長を「痴漢・盗撮撲滅大使」に委嘱

2023年05月24日 18時25分

イベント交通社会

和歌山電鐵貴志川線で人気のネコの駅長「ニタマ」が、和歌山県警察本部から「痴漢・盗撮撲滅大使」に委嘱され、きょう(24日)和歌山駅のホームで委嘱式が開かれました。

きょうの委嘱式のもよう(5月24日・和歌山電鐵・和歌山駅)

これは、和歌山東警察署と県警本部の鉄道警察隊が、電車内での痴漢やスマートフォンなどの盗撮による被害をなくそうと、駅長として乗降客を見守るニタマに「痴漢・盗撮撲滅大使大使」を初めて委嘱したものです。

委嘱状を手渡す県警の西田人身安全対策課長(中央左)

委嘱式には、ニタマ駅長と和歌山電鐵の小嶋(こじま・)光信(みつのぶ)社長が出席し、県警・生活安全部の西田(にしだ・)(ふみ)(たか)人身安全対策課長から委嘱状が交付されたほか、ニタマの首に大使のメダルが掛けられました。

西田課長は「和歌山に来るすべての人々が安心して電車を利用できるよう、しっかりと見守ってもらいたい」と訓示しました。

和歌山電鐵の小嶋社長とニタマ駅長

和歌山電鐵の小嶋社長は「警察からの委嘱は初めてで身の引き締まる思いです。警察と一緒になって、痴漢や盗撮を撲滅するためにできる限り協力したい。ニタマも『やる気満々、頑張るニャン!』と意気込んでいます」と抱負を語りました。

このあと、和歌山駅前の路上で、たま駅長代理や学生ボランティアらによる啓発活動が行われました。

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