桂枝曾丸さん・20年連続で「社会を明るくする大使」に
2023年05月24日 18時26分
非行や犯罪をした人の立ち直りを支援する「社会を明るくする運動」和歌山県推進委員会の定例会が、きょう(24日)和歌山地方合同庁舎で開かれ、和歌山市出身の落語家・桂枝曾丸さんが20年連続で「社会を明るくする大使」に任命されました。
この運動は、犯罪や非行をした人の更正や社会復帰を支え、地域とともに犯罪や非行の無い社会を築こうと、法務省が提唱しているもので、ことし(2023年)で73回目を迎えました。
きょうの定例会には、和歌山地方検察庁や和歌山保護観察所、和歌山県、県・保護司会連合会などから代表者が出席し、和歌山地検の飯濱岳次席検事から枝曾丸さんに認定状が交付されたほか、岸田文雄総理大臣のメッセージを枝曾丸さんが代読し、県の山本祥生環境生活部長に伝達しました。
20年連続で社会を明るく大使に任命された枝曾丸さんは「私たちが善と悪の境目を決める際に、優しさやぬくもりを持って幅を持たせることが、社会を明るくする目標にあるのではないか。多くの人々に訴えたい」と決意を示しました。
また、きょうの定例会では、7月の強調月間に県内各地で啓発活動を展開するほか、 社会を明るくする運動作文コンテスト開催などの行動計画が確認されました。