ITソリューションの株式会社写易が和歌山市に進出へ
2023年05月23日 19時19分
ソフトウェア開発やシステム構築などのITサービスを提供している東京の株式会社写易が、南海和歌山市駅前のファーストビルに和歌山オフィスを開設することになり、きょう(23日)和歌山県庁で進出協定の調印式が開かれました。
写易は2004年設立のIT企業で、自社パッケージによるウェブサイトや「マイクロソフト365」などのクラウドシステム、生体認証を利用したシステムの構築を積極的に展開していて、関西や西日本でのITビジネスを強化するため、市駅前ファーストビルに和歌山オフィスを来月(6月)稼働させることになったものです。
きょう、県庁の知事室で、写易の陳宏宇副社長と、岸本周平知事、和歌山市の佐藤哲也副市長が、それぞれ進出協定書にサインしました。
陳副社長は「とくに県内の大学や専門学校からの新卒採用に期待するとともに、人材教育にも力を入れているので、IT業界を目指す若者に応募してもらい、共に成長していきたい」とあいさつしました。
岸本知事は「県内の若いITベンチャーにとても良い影響を及ぼす。各種企業との技術提携などでリーダーになってもらい、県内のICT産業基盤の積み上げに協力してほしい」と期待を込めました。
写易の和歌山オフィスでは、今後3年間で、地元雇用12人をふくむ15人を正社員として雇用する予定で、ソフトウェア開発保守やシステム構築などの業務を展開します。