今月１３日からきのう（１９日）にかけて、和歌山市内に住む男性の携帯電話に「動画サイトの未納料金がある」などといった電話があり、およそ２２０万円を騙し取られる特殊詐欺事件がありました。

和歌山西警察署によりますと今月（５月）１３日からきのう（１９日）にかけて和歌山市内に住む５０歳代の男性の携帯電話にＮＴＴファイナンスを騙る男から「動画サイトの未納料金がある。支払わなければ裁判になる」などといった電話がかかり、結局５回にわたって合わせて２１９万９６００円を指定する口座に振り込んだものです。

またきょう（２０日）午前０時ごろ、和歌山市内に住む７０歳代の男性が自宅でパソコンを操作していたところ、画面に「ウイルスに感染しました」などといったメッセージが表示されました。

男性がそのメッセージに書かれている電話番号に電話したところ、コンビニエンスストアで電子マネーを購入し、電子マネーのカード番号をパソコンの画面に入力するよう言われ、８万円を騙し取られる特殊詐欺事件もありました。

警察では、「これらは典型的な詐欺の手口です。支払う前に特殊詐欺被害防止専用フリーダイヤル０１２０・５０８・８７８（これはわなや）に相談してください」と呼び掛けています。