副業名目で173万円詐欺被害 和市40代女性

2023年05月19日 19時10分

事件・事故社会

副業として、オンラインスロットのサイトを利用しようとした和歌山市内に住む40歳代の女性が170万円余りをだましとられていたことがわかり、和歌山東警察署が、特殊詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと、和歌山市に住む40歳代の女性は、おととい(5/17)の午後2時頃、携帯電話に送られてきたメールに、副業の名目で「オンラインスロットに投資すれば、あなたに代わってプロが資金を増やす」などと書かれているのを見て、指定された口座に70万円を振り込みました。

その後、さらに送られてきたメールには、「サイト内での資金がおよそ10倍に増えたが、サイト内の資金を現金化するために103万円余りの手数料が必要」として要求され、女性は、指示通り、さらに現金を振り込みました。

しかし、その後、おととい午後8時頃になって、「不正行為がありサイト内の資金を現金化できない」などとメッセージが送られてきたため、だまされたことに気づき、警察に届け出ました。被害総額は173万3815円となりました。

警察では、「うまいもうけ話に、気を付けてほしい」と強調し、警察や消費生活センターなど関係機関への相談を呼びかけています。

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