「ペタンク・ブール展」わかやまスポーツ伝承館で開催中

2023年05月20日 18時35分

イベントスポーツ

南フランスの港町で生まれたボールスポーツ「ペタンク・ブール」についての歴史や用具などを紹介する展示が、和歌山市で開かれています。

ペタンク・ブールは、最初に6~10メートル離れたところへ「ビュット」と呼ばれる直径およそ3センチの目標球を投入し、交互に金属球を投げ合って、ビュットに近い球の数を競います。

体に負荷がかからない一方で、頭脳戦も楽しめることから、生涯スポーツとして人気を集めている競技です。

優勝トロフィーやビュットなどの用具が展示されている

和歌山市本町のフォルテワジマ3階にある「わかやまスポーツ伝承館」では、このペタンク・ブールに関する歴史や概要の紹介をはじめ、県出身の選手が獲得した優勝トロフィーなどおよそ25点が展示されています。

ペタンク・ブール競技の様子も会場で上映されている

また、実際にビュットと金属球を投げて競技の雰囲気を体験できるコーナーも設置されていて、来場者から人気を集めているということです。

「ペタンク・ブール」の体験コーナーも

伝承館の江川哲二(えがわ・てつじ)館長は「体験された方からは面白いという声をいただいています。年齢問わず誰でもできる競技なので、まずは伝承館で体験をして、そこから興味を持って競技者となる人が出て来てくれたら嬉しいです」と話していました。

「ペタンク・ブール展」は、今月29日まで、和歌山市の和歌山スポーツ伝承館で開かれています。時間は午前10時から午後7時までで、入場は無料です。

WBSインフォメーション

WBSショッピング55