【新型コロナ】5類移行1週間・岸本知事「第9波に備えつつ社会・経済活動の正常化を」

2023年05月15日 18時24分

政治社会

新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが「5類」に移行して1週間となったきょう(15日)和歌山県の岸本(きしもと・)(しゅう)(へい)知事は「県民に何となく明るい雰囲気が戻ってきて、徐々に普通の生活へ戻りつつある」と印象を語りました。

定例記者会見での岸本知事(5月15日・和歌山県庁)

岸本知事は、けさの定例記者会見で5類移行から1週間経った所見を尋ねられ、県民から直接意見を聞くタウンミーティングでマスクの着用者が減ってきたことや、大型連休中の観光客数が増えたこと、県内の感染者数も収まっていることなどから「感染第9波には備えながら、今のような形で徐々に正常化していって、経済・社会活動が活発になればいいと思う」と述べました。

その上で岸本知事は、とくに感染リスクが高いとされた高齢者の今後の社会活動について「老人会などの地域活動が出来なかったため、高齢者の元気が損なわれ、足腰も弱ってしまうこともあった。5類移行をきっかけに、地域コミュニティ活動が前向きに進むよう、県として応援したい」と述べました。

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