母の日のきょう（１４日）、白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で、２２歳の母親のジャイアントパンダ「良浜(ラウヒン)」に日頃の感謝を込め、カーネーションの花の形に切った好物のニンジンなどを飾り付けた小さな雪山が贈られました。

良浜は、アドベンチャーワールドで誕生した初めてのジャイアントパンダで、２００８年に初めて出産、これまでに１０頭の子どもを産み、育ててきました。人間ならおよそ６０歳で、子育てのうまさに定評があるということです。

雪山には、１０頭の子どもたちの似顔絵も飾られ、良浜は、竹を組んで書かれた「いつもありがとう」の文字に興味を示したあと、プレゼントされた大好物のタケノコをおいしそうに食べ続けていました。

飼育スタッフの品川友花(しながわ・ゆか)さんは、「たくさんの命をつなげてきた良浜に感謝の気持ちを込めました。これからも元気で長生きしてほしいです」と話していました。