4月の県内企業の倒産3件
2023年05月10日 21時43分
先月(4月)和歌山県内で1千万円以上の負債を抱えて抱えて倒産した企業は 3件で、負債総額は3千万円と今年に入って最小となりました。
民間の調査機関東京商工リサーチ和歌山支店調べでわかったもので今年(2023年)に入って増加傾向にあった倒産件数や負債額は一転して減少に転じ、最小になりました。
倒産した企業の内訳は和歌山市にある美容業や、占い業、パン小売り販売の3社で負債額はそれぞれ1千万円、 いずれも販売不振が原因です。
小口の倒産が目立っていますが、東京商工リサーチ和歌山支店では、「コロナ禍が出口を迎える中で、インバウンド需要への期待が高まる一方、人手不足や物価の高騰、中小零細企業の資金繰りも厳しくなる」とみていて財務基盤が脆弱な企業の動向に注目しています。