岸田総理襲撃の24歳男 火薬無許可製造疑いで送検

2023年05月08日 18時47分

事件・事故社会

和歌山市雑賀崎の漁港で遊説中の岸田文雄(きしだ・ふみお)総理大臣に爆発物が投げ込まれた事件で、爆発物に使う火薬を無許可で製造したとして、火薬類取締法違反の疑いで再逮捕された24歳の男がきょう(5/8)、身柄を和歌山地方検察庁に送られました。

送検されたのは、兵庫県川西市の無職、木村隆二(きむら・りゅうじ)容疑者24歳です。

木村容疑者は、去年11月頃から事件当日の先月(4月)15日までの間に、経済産業大臣の許可を得ずにおよそ530グラムの火薬を製造したとして、おととい和歌山県警に火薬類取締法違反の疑いで再逮捕され、きょう送検されました。

警察は、これまでの捜査で、木村容疑者の自宅の部屋から押収した粉末を鑑定し、爆発物の原料となる黒色火薬の主成分を検出していて、木村容疑者が、岸田総理に向けて投げ込まれた、火薬を詰めた筒状の爆発物を自ら作った可能性があるとみて、捜査を進めています。

調べに対し、木村容疑者は、黙秘を続けているということです。

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