前線や低気圧の影響で、和歌山県地方はきのう（７日）からきょう（８日）にかけ激しい雨が降りました。気象台によりますと日本の東側から沖縄の南に伸びた前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み局地的に大気が不安定になりました。おととい（６日）からきょう（８日）午前１０時すぎまでの雨量は、田辺市龍神で５月としては観測史上最高となる２８６ミリの雨量を記録したほか護摩壇山で２４７ミリ、和歌山市で１０４ミリの雨量を観測しました。

県によりますとこの雨の影響で避難指示などの発表はなく、けが人の情報も入っていません。このほかみなべ町と有田川町で倒木などのため道路の一部箇所が通行止めになっています。また白浜町内２０軒で停電がありました。