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和歌山県では、8日明け方にかけ大雨のおそれ

2023年05月07日 17時34分

災害・防災

和歌山県では、きょう(7日)の夜のはじめ頃から、あす(8日)明け方にかけて、大雨になるところがあり、和歌山地方気象台では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などに注意を呼びかけています。

気象台によりますと、本州をゆっくり南下している前線の影響で大雨となっていて、県の中部から南部の山間部では、降り始めからの総雨量が、すでに150ミリを超えています。

今後、低気圧が、西日本から東日本の太平洋側を東に進む見込みで、前線や低気圧に向かって、暖かく湿った空気が流れ込むため、今夜遅くからあす未明にかけて、局地的に、雷を伴った、非常に激しい雨が降るところがある見込みです。そして、雨雲が予想以上に発達した場合は、警報級の大雨となる恐れがあるとしています。

アメダスの観測で、きのう(6日)午前の降り始めから、きょう午後5時までの総雨量は、田辺市龍神で165・0ミリ、護摩壇山で152・5ミリ、栗栖川で146・5ミリ、古座川町西川で142・5ミリなどと、県の中部から南部の山間部では、すでに150ミリを越えています。和歌山では66・0ミリ、串本町潮岬では33・5ミリとなっています。

これからあすにかけて予想される1時間雨量は、県内の多い所で50ミリに達し、あす午後6時までの24時間雨量は、多いところで、県南部で150ミリ、県北部で130ミリとなるでしょう。気象台では、引き続き、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に、十分注意するよう呼びかけています。

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