岸田総理襲撃の24歳男再逮捕 火薬無許可製造疑い

2023年05月06日 18時45分

事件・事故社会

和歌山市雑賀崎の漁港で遊説中の岸田文雄(きしだ・ふみお)総理大臣に爆発物が投げ込まれた事件で、和歌山県警察本部はきょう(5/6)、爆発物に使う火薬を無許可で製造したとして、火薬類取締法違反の疑いで24歳の男を再逮捕しました。

再逮捕されたのは、兵庫県川西市の無職、木村隆二(きむら・りゅうじ)容疑者24歳です。

県警によりますと、木村容疑者は、去年11月頃から事件当日の先月(4月)15日までの間に、経済産業大臣の許可を得ずにおよそ530グラムの火薬を製造した疑いがもたれています。

警察は、これまでの捜査で、木村容疑者の自宅の部屋から押収した粉末を鑑定し、爆発物の原料となる黒色火薬の主成分を検出したということです。

県警は、岸田総理に向けて投げ込まれた、火薬を詰めた筒状の爆発物を、木村容疑者が自ら作った可能性もあるとみて、捜査を進めています。

警察の取り調べに対し、木村容疑者は、黙秘を続けているということです。

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