田辺市の真砂市長が岩手・平泉で弁慶に扮し時代行列参加

2023年05月04日 18時41分

イベント歴史・文化

武蔵坊弁慶(むさしぼう・べんけい)の生まれ故郷とされる田辺市を代表して、真砂充敏(まなご・みつとし)市長が、きのう(3日)弁慶終焉(しゅうえん)の地・岩手県平泉町(ひらいずみちょう)で開かれた「春の藤原(ふじわら)まつり」に参加し、弁慶に扮して町内を練り歩きました。

田辺市と平泉町は、武蔵坊弁慶が縁で1982年に姉妹都市提携を結んでいて、お互いのまつりに市長と町長が相互に訪問するなど、交流を続けています。去年(2022年)姉妹都市提携40周年の節目を迎えたことから、真砂市長や田辺市議会の北田健治(きただ・けんじ)議長らが招待されました。

真砂市長らは、町の中心部にあるJR東北本線・平泉駅や、ともに奥州藤原氏の栄華を伝える世界遺産の毛越寺(もうつうじ)や中尊寺(ちゅうそんじ)を巡る「源義経公東下り(みなもとのよしつねこう・あずまくだり)」の時代行列に、義経を常に支えた山伏姿の弁慶に扮して田辺生まれの弁慶をアピールしました。

当日は、晴れわたる空のもと、義経役の俳優・犬飼貴丈(いぬかい・あつひろ)さんや、藤原秀衡(ふじわらの・ひでひら)役で宮城県南三陸町(みなみさんりくちょう)の佐藤仁(さとう・じん)町長らとともに、大勢の観客が見守るなか、きらびやかな時代行列が繰り広げられました。

中尊寺には、弁慶の霊をまつる「弁慶堂(べんけいどう)」や弁慶の墓もあり、いまも地元の人々にしのばれています。

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