病気や事故などで親を亡くした子どもたちを支援する、あしなが育英会のあしなが学生募金事務局のメンバーがきょう（２９日）、和歌山市のＪＲ和歌山駅前で街頭募金活動を行いました。

きょう（２９日）の街頭募金活動には、県内在住、または県内の大学に通うあしなが育英会の大学奨学金を受給している学生やボランティアの高校生ら２３人が、正午から午後５時までＪＲ和歌山駅西口ロータリー前に集まり、募金を呼びかけました。

募金活動は、あす（３０日）も、正午から午後５時までＪＲ和歌山駅西口ロータリー前で募金を行う予定です。

寄せられた募金は、病気や事故などで親を失った学生の奨学金に使われるほか、貧困問題が深刻なアフリカで親を失った学生のためにも使われます。

県内には、あしなが奨学金を受けている学生が３９人いますが、新型コロナの影響や物価の高騰を受けて生活の厳しさが増していて、進学の夢を守るためにために奨学金は欠かすことができないということです。

あしなが学生募金事務局では、「当日の募金以外にも郵便振替やクレジットカードなどで募金ができるので、ぜひ利用して欲しい」と市民に呼びかけています。

募金の方法など詳しい問い合わせは、あしなが育英会寄付課、電話０１２０-９１６-６０２で受け付けています。