２０１８年度から整備を進めていた和歌山市の和歌浦観光遊歩道がこのほど完成し、通行が可能になりました。この遊歩道は災害で損壊し、長く通行止めになっていましたが、市は２０１８年から整備を進めていました。遊歩道は和歌浦漁港から田ノ浦漁港までの区間で、ライト付きの策を設けていて夜間のライトアップを行なっています。和歌山市の尾花正啓市長は「日本有数の景観地」と自認していて、海岸美を楽しんでもらえればと多くの利用に期待を寄せています。

またとれたての魚介類を漁師が直接販売する雑賀崎漁港の魚市も引き続き行われています。

開催日はゴールデンウィーク中は、４月３０日、５月１日と７日の午後３時からの予定です。それ以降は火曜日と土曜日、祭日の前日に原則市が開かれますが、５月中旬から１０月の体育の日までは午後８時からの開催になります。

市の観光課によりますと５月中旬までは、主に足赤エビやタイ、赤舌ビラメ、ヒラメや太刀魚などが捕れて販売されるということです。それ以降はハモや赤エビなども捕れるということで、尾花市長は「遊歩道を散策しながら雑賀崎漁港の魚市にも足を運んでほしい」と和歌浦湾周辺の観光をＰＲしています。漁船の出漁状況に関する情報は雑賀崎漁業協同組合のホームページで確認できます。