JA和歌山中央会「わかやまの農林水産業」を和歌山県教委に贈呈
2023年04月27日 12時16分
JA和歌山中央会は、ことし(2023年度)も、和歌山県内の小学5年生向けの副読本「わかやまの農林水産業」を作成し、和歌山県教育委員会に贈呈しました。
副読本「わかやまの農林水産業」は、学校教育を通じて、子ども達に食料や県内の農林水産業の実態を正しく知ってもらおうと、JA和歌山中央会が1987年度から毎年作成しているものです。
第37版となる今年度は、児童用に8508部、教職員用の資料集738部が、県内の小学校と義務教育学校、特別支援学校に贈られました。
きょう(27日)午前、県庁南別館の教育長室にJA和歌山中央会の次本圭吾(つぎもと・けいご)会長らが訪れ、宮﨑泉(みやざき・いずみ)教育長に冊子を贈呈しました。宮﨑教育長は「和歌山の農林水産業を知るのにとてもよい内容だ。大人が読んでも勉強になる」とお礼を述べました。
副読本は、社会情勢の変化に伴い、毎年内容を少しずつ改訂しているほか、4年に一度は大改訂も行われています。
開始当初から編集に携わっている編集専門委員会の委員長で、和歌山信愛大学・教育学部の福田光男(ふくだ・みつお)非常勤講師は「和歌山農林大学校と農業系学科を持つ県立高校との連携や、漁業の特徴などを美しいカラー写真満載で紹介しています」と話しています。