昨年度(2022年度)の和歌山県内の国内修学旅行受入実績

2023年04月26日 19時22分

政治教育経済

昨年度(2022年度)和歌山県で修学旅行を行った学校は、県内・県外あわせて350校だったことが、県・観光交流課のまとめでわかりました。

県では、新型コロナ禍以前から、大手旅行会社などとタイアップし、和歌山県での修学旅行誘致に力を入れていて、農林漁業や歴史・文化、ジオパークなどの自然環境を活かした「ほんまもん体験」を売りにしています。

昨年度は県内128校、県外222校のあわせて350校が訪れました。

県外の地域別では近畿圏が110校と最も多く、次いで中京圏が60校、中国・四国が32校、関東圏が13校などとなっています。県内の学校別では小学校が60%を占め、中学校と高校がぞれぞれ15%、支援学校が10%となっています。

人気となっているのは、みなべ町での「梅干し・梅ジュース作り体験」、太地町(たいじちょう)での「くじらの博物館学習プログラム」、那智勝浦町(なちかつうらちょう)での「熊野古道ウォーク」などとなっています。

受け入れた学校の数は、2020年度が451校、2021年度が575校で下落に転じていますが、県・観光交流課では「コロナ禍の収束とともに、今年度は再び修学旅行需要の回復が見込めるとともに、台湾などアジア地域からの教育旅行の受け入れも始まっていて、 誘致活動に再び力を入れたい」と話しています。 

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