和歌山市在住または和歌山市内の学校に通う中高生を対象にプログラミングや電子工作などデジタル技術に特化した教室「デジタルトライ・わかやま」の第２期開講式がきのう（２３日）、和歌山市で行われました。

「デジタルトライ・わかやま」は、よりレベルの高い最先端の専門的な知識や技術を身につけたデジタル人材を育成しようと一般財団法人雑賀技術研究所と和歌山市立こども科学館が去年から開いているもので、２期目となる今回は女性２人を含む９人の中高生が受講します。

和歌山市の和歌山県ＪＡビル会議室で開かれた開講式では、受講生ひとりひとりの研究テーマや実践活動、将来の夢などが紹介されました。

そして、主催者を代表して市立こども科学館の宮﨑久（みやざき・ひさし）館長が「最新のプログラミング技術をしっかり学んで欲しい」と受講生を激励しました。

このあと第１期受講生の代表が、この教室で学んだことについて自らの体験を報告したほか、研究成果の発表が行われました。

受講生はこれからおよそ半年間、毎月２回、コンピュータプログラミングや電子回路の制作などについて専門の教員の指導を受け、研鑽を重ねることになっています。