新宮市で街頭啓発 飲酒運転撲滅キャンペーン
2023年04月24日 18時36分
20歳未満の飲酒防止と飲酒運転の撲滅を訴えるキャンペーンが、このほど(4/21)、新宮市のスーパー前で行われ、酒を販売する小売業者らが買い物客に呼びかけました。
これは、酒類の小売販売を行う事業者などでつくる新宮小売酒販組合が、20年前から行っているもので、今月(4月)21日に新宮市佐野のスーパーセンターオークワ南紀店で行われた啓発には、新宮小売酒販組合の会員のほか、田岡実千年(たおか・みちとし)新宮市長や井田昌樹(いだ・まさき)新宮警察署長らあわせておよそ40人が参加し、買い物客らに啓発のチラシやポケットティッシュを配りました。
チラシには、未成年の飲酒が禁止されている理由が科学的に説明されているほか、国税庁の取り組みも書かれています。
三重県紀宝町に住む50歳代の女性は「お酒は好きですが、飲んだら絶対運転はしません」と答えながらティッシュとチラシを受け取っていました。
新宮小売酒販組合の辻良治(つじ・りょうじ)理事長は、「飲むときは楽しく飲んでもらって、でも絶対に車は運転しないように、その意識を広めるために取り組んでいます」と話し、飲酒運転撲滅への強い気持ちを語りました。
また、新宮警察署の井田署長は「新生活をはじめ、新しく免許を取った人も増える時期。飲酒運転で、人生が大きく変わってしまうことのないように絶対に飲酒運転をしないようにしてください」と話していました。