「新しい政治」思い結実 維新林氏、補選当選で
2023年04月24日 18時45分
衆議院和歌山1区の補欠選挙で当選した日本(にっぽん)維新の会の新人林佑美(はやし・ゆみ)氏は一夜明けたきょう、「保守王国の和歌山で、新しい政治をしてくれる人に任せたいという有権者の思いが結果につながった」と記者団に改めて喜びを語りました。
林氏は、きのう投票が行われた衆議院和歌山1区の補欠選挙で当選を果たし、日本維新の会は「保守王国」と呼ばれ和歌山の小選挙区で自民党を破って初めて議席を獲得しました。
林氏はけさ6時半すぎから南海電鉄・和歌山市駅の駅前に立ち、通勤客らに頭を下げました。
そして選挙の期間中に林氏の街頭演説に何回も足を運んだ支持者が姿を見せて「おめでとう」と声をかけると、林氏は笑顔を見せて固い握手を交わしていました。
衆院和歌山1区補欠選挙で日本維新の会新人の林佑美(はやし・ゆみ)氏が当選したのを受けて、日本維新の会共同代表の吉村洋文(よしむら・ひろふみ)大阪府知事は一夜明けたきょう(24日)、大阪府庁で記者団に「自民党と対峙(たいじ)できるまともな野党だと認識されつつある。和歌山の多くの有権者の皆さんが投票いただいたのは、維新がこれまでやってきたことをもっとしっかり国政でも頑張ってくれというメッセージだと思います」と述べ、勝利の意義を強調しました。