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ITのオメロイドが和歌山県・和歌山市と進出協定

2023年04月24日 18時44分

政治経済

東京のITコンサルティング企業・omeroid(オメロイド)株式会社が、和歌山市中心部にオフィスを開設し、きょう(24日)和歌山県、和歌山市との3者で進出協定を結びました。

協定締結後の記念撮影(左から岸本知事・松野社長・尾花市長:4月24日・和歌山県庁・知事室)

オメロイドは、2019年2月に設立され、企業のシステム開発やセキュリティソフトの受託開発などを手がけています。

地方で地元人材を活用した企業や自治体でのDX()を促進しようと、誘致に積極的な和歌山県への進出を決め、南海和歌山市駅近くのワカヤマ第2富士ホテル内のサテライトオフィス「kinowa(キノワ)」に、和歌山オフィスを今月(4月)1日に開設したものです。

進出協定書への調印

きょう午前、和歌山県庁の知事室で、岸本(きしもと・)(しゅう)(へい)知事と和歌山市の尾花(おばな・)正啓(まさひろ)市長、それに、オメロイドの松野貞之(まつの・さだゆき)社長の3人が、進出協定書にサインしました。

岸本知事は「県内企業のDXを推進する立場の県としては大変ありがたい。DXに遅れをとっている県や和歌山市へもアドバイスしてほしい」と期待を示しました。尾花市長は「市内中心部を拠点に、さらに成長してほしい」と歓迎しました。松野社長は「地方でのIT人材の採用を第一に、県や市全体にDXを広げられたら」と抱負を語りました。

オメロイドでは、すでに和歌山高専などから新卒者を採用していて、今後3年間で正社員15人を地元から採用する方針です。

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